日本の税金考え方が複雑で理解に苦しむ。同じ壁でも、税金種類と納税者の観点で考え方が異なる。働く会社によっては、「130万円の壁」が「106万円の壁」になったりと壁だらけで嫌になる。
130万円の壁
妻(＝扶養される側)の社会保険料が安くなる
健康保険、年金負担がゼロ
103万円の壁
父(＝扶養する側)の所得税が安くなる
38万が非課税
2023/10から実施される「年収の壁支援強化パッケージ」として2つある。
１つ目、「106万円の壁」に対して国から補助されるというもの。具体的には、事業主に対して、労働者1人あたり最大で50万円の助成金をスタートさせます。
2つ目、「130万円の壁」に対して、連続２年までなら扶養にとどまれる(保険料支払い不要)。
お金の配分均衡を図るもので政府とは色々と難しい対応に迫られるんだと同情。出所は国のお金（＝税金）となるので、つまるところ裕福な人から貧しい人へお金を流す対策なんだろう。
もし自分の価値基準を収入と考えた場合に、自分価値を制限しながら生きていくとは何とも息苦しいと感じてしまうのは私だけだろうか。
