「イオンを創った女」って何?

 田舎で小さい頃に買い物と言えば、赤と緑のマークが印象的なJUSCOだった(当時ブームだった「練り消し」を買ったのを今でも思い出)。AEONの前身であることを最近になってしったぐらい。そして、その立役者が7代目「岡田卓也」氏とその姉「小嶋千鶴子」氏と言ってよさそう。その姉こそが本のタイトルになっている「イオンを創った女」の正体で、最近106歳で天寿をまっとうされた。簡単に歴史を纏めてみた。

 

 社訓

 「大黒柱に車をつけよ」

  ・「店の屋台骨を支える大黒柱に車をつけて、いつでも動かせるようにしておく」という意味

  ・過去の成功に捉われず、スクラップビルドの精神

 「下げにもうけよ、上げでもうけるな」

  ・安く売っても利益の出る仕組みを作れ。お客さんに高値で売りつけて儲けようとするな
  ・常にお客様目線

 

 歴史

  ・1758年「岡田屋」創業

  ・1926年「岡田屋呉服店」誕生

  ・1969年「JUSCO」誕生

  ・1989年「AEON」誕生

  ・現在 総合スーパー(イオン、マックスバリュ)、小型店舗(ミニストップ)、ドラッグストア(ウェルシア)、金融(イオンカード、イオン銀行、イオン保険、WAON)、事業展開

 

 事業展開規模が凄まじく、30年以内で大きな転換期を乗り越えていることから、並々ならぬ苦労をされてきたのが推測される。あと、姉弟という関係で事業を成功させた点に感動です。AEON系列の店舗利用する私にとってはとても感謝です。「あしたもワクワクしよ」