雇用する側の歯痒さ

 雇用した際に思うように成果が上がらないと悩んだとき。原則、他社が実力100%以上のことを引き出すことはできない。また、実力100%であっても、100%発揮できることは現実的に難しく60%~80%発揮できれば合格点。問題は50%以下のケースだ。50%以下の場合、他社から見て明らかにパフォーマンス低下が気になるレベル。何かしら要因は潜んでいるはずだが、他社がすべて監視していることではないので断定することは難しい。途中いかに軌道修正して60%まで持っていけるかが、リーダ・マネージャの腕の見せ所なんだとも考える。

 法律に則ると、虚偽報告が後で発覚した場合は報告者の責任になることは認識させておくことは大事。相手の意見に対して、正しい/正しくないの判断はせず、相手の意見を信じてあげる。パフォーマンス結果が期待値に達しなければ、永く付き合うことが難しいというドライな判断をするしかない。

 ビジネスの難しさを考えさせられ勉強になった。