ロシアで二・二六事件再来か

 ロシアの民間軍事会社ワグネル設立者プリゴジンがロシア国防省へ不満をいだき反乱を起こすという報道が目に飛び込んできた。ロシア大統領は謀反と宣言し鎮圧に動くと報道した。大国かつ現代においてリアルに歴史に直面することに驚き。

 「オリガルヒ」の1人が、「プーチンの料理人」と呼ばれるようになり、武力権力をもって大権力をひっくり返すまで登りつめた。そのトップがウクライナ激戦地バフムトで現実を直視した。事実をもとに世界視点に立って、正義を改めて認識し直して欲しい。何のためにウクライナで「特別軍事作戦」を実行したのか立ち返るとき。

 今朝のニュースでは一転、ベラルーシ仲裁により両者刀を収めることになったという報道も出ている。今の時代、情報が輻輳するので複数の意見を咀嚼して真実を見極める能力が必要とはまさにこのことだ。事実は一つ現場で起きていることで、現場情報をネットでいかに同等に見れるがポイント。プリゴジンのこれまでの残虐行動を正当化するつもりはないが、ウクライナ現場を見たプリゴジンの意見が世界視点に反映されることを強く願う。