会社員だと自身の転職だったり、部下の退職相談といったケースに遭遇する。長年同じ仕事だと飽きるからだと思う。退職相談を受けた場合、人間の心理として引き留めたくなる。但し、過去の経験上、引き留めたところで期間延長ぐらいにしかならず、いずれは退職していってしまうものだ。なので引き留める行為は、会社にとっても本人にとっても良い手段とは言えない。
対策として、副業を許可するというのはどうだろう。例えば、身体半分は残ってもらい、残り半分を他の仕事にまわしてもらう。そうすると、自社と他社の比較により、自社の気づかなかった良い点が見えてくる可能性があるのと、飽きが和らげられるのではないか。
根本的には、人間は飽きるものだから、長年どこかに所属するという常識を疑う必要があるとは思う。これからはチームではなく個で活躍していく時代なんだろう。
