医学に疎い私で、コロナワクチンは何も考えずに受けていた。先日、ノーベル生理学・医学賞にmRNAワクチンに貢献された人が受賞された。でも何がすごいのかわからず、気になり調べてみた。
ワクチンとは、防空システムのようなもので、ミサイル攻撃を受けた際にすぐに対応できるかどうか。防空システムを配置しておくか、そうでないかで被害の大小が変わる。相手が攻めてくると分かってたら、攻撃内容に対して事前に待ち構えておけば、ミサイルが撃ち込まれても迎撃することで被害を最小限に抑えることができる。人間の体は一度攻撃受けたら2回目以降はすぐ反撃する体制(抗体)がつくられるそうだ。今更だけど人間はすごい構造になっているんだ。
人間に対して、ワクチン(=防災訓練)を実施する方法が3種ある。生ワクチン、不活性ワクチンは従来から存在し、mRNAワクチンは最近登場した医療技術。コロナ感染拡大によって実証実験スピードが加速され一気に実用化された。結果は皆さんご存じのとおり、賛否両論あるが、化学的理論上は効果が証明されている。
例えば癌に罹患した場合に、抗体を強くする効果を発揮するものとして使用できないのか、根治する技術として強く期待したい。
生ワクチン
犯人(ミサイル)そのものを(悪さしない状態にして)体の中に入れる
不活化ワクチン
犯人の顔(ミサイルの殻)だけを体の中に入れる
mRNAワクチン
犯人(ミサイル)の設計図(mRNA)を体の中に入れる