コミュニケーションが上手/下手、できる/できない、って何だろう。自分は昔とてもコミュニケーションが苦手で下手こそだったと自覚している。今では上手になったかどうかは不明だが苦手意識が和らいだ。
変化した理由としては、場数経験をこなしたこと、話す内容を一字一句暗記ではなく、話す概要(ポイント)を3~5ほど暗記するだけにしたことだと考える。片手ほどの内容なら、話が脱線した際に立ち戻って「あれっ?何の話してたっけ」と振り返って思い出せる。ポイントが蘇れば、何を話したかったが自然と頭に湧き出てくる感覚になっている。
昔の自分は、会話の無い時間が悪と考えて、何か話していないといけないんだという先入観があった。ありったけの知識をアウトプットするが、依存関係なく何を伝えたいのか目的もなく、何だか音だけは流れているけど、お互いの時間の無駄でしかなかった。今では恥ずかしい想い出だ。
ある先人の方から話を聞いて勉強になった。コミュニケーション上手は、綺麗に話すことではなく、相手に「簡潔」かつ「分かりやすく」話すこと、だと言われて確かにそうだと共感した。長文メールとポイント絞った箇条書きメールのイメージだと解釈した。コミュニケーションって、相手の頭の中が見えると同時に、自分の頭の中が見られることでもある。考えれば考えるほどとても興味深い。