資本主義の父

 小さい頃はTV1台の取り合いで、大河ドラマを見る親に対して、テレビチャンネルを変える/変えないの取り合い論争があったことが懐かしい。学生時代に歴史勉強に興味なくサボってきた自分だが、大人になって興味を持ち、大河ドラマだけはほぼ見てします。昨年は幕末の渋沢栄一に夢中だった。有名ところで「論語と算盤」がある。論じることと、商売について学ぶことがあった。

 特に、以下のセリフが聞きなれず、興味を引きたてた。

 

 「大きな成功より道を踏み外さないこと」・・・道徳無い金儲け長続きしない

 「蟹穴主義が肝要」・・・自分のことを知り、分をわきまえよ

 

 一生涯で500社以上の会社を起こしたという偉人。1社の1従業員でハアハア言っている自分がちっぽけだ。ただ他人と比較したところで何も生まれず、蟹穴主義に立ち返り、我ができることをコツコツと積み上げるのみ。「あしたもワクワクしよ」