ビックリスーパーへ初訪問

 昨日は久しぶりに家族でお出かけした。子供たちがビックリスーパー行こう、というのでワクワクして向かった。「お父さん本当にびっくりするからね」と何度も言われたので、嘘でもビックリしないとマズイ雰囲気であった。

 向かった先はコストコ。過去にマーケティングで取り上げられた記事を目にしたことを思いだした。入口に大きな家電製品がある、と聞いていたのでまさかと思って注視していた。マーケティング観点で色々と見た結果と記事を照らし合わせた効果を簡単にまとめた。マーケティング効果が凝縮されていてとても勉強になる。

 

 ・入口に高価な電化製品を並べて、他を安く見せるアンカリング効果
 ・商品点数4000点とコンビニ並みに絞り、海外輸入のサプライチェーン
 ・会員制導入による会費収入と消費者の回収意識を刺激してリピート率向上
 ・倉庫型スーパーでパレット陳列による低価格オペレーション
 ・アメリカンな非日常感を提供することで観光効果

 

 マーケティング以外で印象的だったのが、子供二人をカートに乗せられることもそうですが、二人が口揃えて「試食、試食、・・・」を大声で繰り返し私に求める。過去、どういった買い物してきたんだと、母親を疑ったが声に出せなかった。試食提供する販売員の前でも子供たちのコールは止まないので、とても恥ずかしい思いをした。買いたくないものも買わざるを得なくなり、これもコストコマーケティング効果と恐れ入った。

 今回の訪問で、非日常感を味わうことでワクワクを体験できた。ビッグサイズカートでのすれ違いの難しさ、子供の試食コール、で通常の買い物より疲労感が溜まった印象ではある。四半期に1回ぐらいのペースで行ってみるのが丁度よさそうだ。「あしたもワクワクしよ」